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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

歯痛はおまかせ!

以前の記事「紙魚子の小部屋」は下のリンク集から読めます。

 人知れずツアーの予習したとき発見して、行きたかったのよ、ここへは!

 知る人ぞ知る、歯痛に御利益があるというお地蔵様。なにが恐ろしいって、突然の歯痛ほど恐ろしいものはない。昔はずいぶん泣かされた。あの痛みは、すべてのことを放棄させるくらい凄まじい。子どもの時から「どうぞ旅行中に歯痛になりませんように!!」と切に祈ったものだ。

 そして本当に御利益があるらしく、全国から「治りました! ありがとうございます!」というお礼のハガキが届くらしい。住所がなくても「伏見区 ぬりこべ地蔵さま」で届く、というのもすごい話だ。

 そんなら、しっかり拝んでおかなくてはね。

 ところで私も2ヶ月に一度、メンテナンスで歯科医に通っている。治療は通い始めて、まだ一度もしていない。いや、していなかった。

 ところが、このツアーの翌日が歯科医に予約を入れていた日で、なんとその日に「前の治療したところが、経年劣化しているので、治療しますね。早めに直しておくと、時間も手間もかからないから」と歯医者さんがいい、私の返事を待たず、さっさと治療してしまったのだ。もちろん事前アンケートで彼の知るところとなった、「治療に恐怖する私」を慮っての彼の配慮である。

 これもお地蔵さんの差し金、いや、御利益かもしれない。もちろん、ちっとも痛くありませんでしたよ。

 お地蔵様を経由して、またもや細い路地を歩く。グループからはぐれると迷子になるので、走って追いかける。

 そしてついに、若冲ゆかりの石峰寺の入口までやってきた。五百羅漢や石峰寺の案内と説明看板がある。

 (つづく)