お山巡り出発!
さあ、「千本鳥居」をくぐって、「お山巡り」に出発!
「千本鳥居」は、信者より奉納されたもので、長さ4キロに渡る朱の鳥居のトンネルが続く。小さなものも含むと、奉納された鳥居は、一万基以上になるらしい。願い事が通るように、また願い事が叶ったお礼に奉納されるのだとか。
どこまでも鳥居、鳥居。鳥居づくし。鳥居まつり。
木漏れ日と樹々のそよぎの音に、心が洗われるよう。
まずは最初のポイント、奥社奉拝所に到着。ここには「おもかる石」と呼ばれる灯籠の頭があり、お願いをしながらこれを持ち上げてみる。予想より軽ければ願いは叶い、重ければ叶わないとか。
早速、やってみましたとも! よいっしょっと!! お、お、おもいっ!
重すぎて、抱えた石をもう一度、灯籠に戻せるかも危ぶまれたほど(汗)
そんなときにやって参りました、お賽銭回収おじさんたち。
貴重なお賽銭回収現場を目撃することができる。今日は元旦以来の1日複数回、回収しなければならない商売繁昌の日かも。
ついでにお灯明の点検も。働き者のおじさんたち。そして、奥社での、もうひとつの見どころは・・・。
キツネ絵馬! 耳と目(あるいは眉毛)だけが最初に描かれているが、あとは所有者の書き込み自由! 何を描いても「バチアタリ」とは言われない。フリースタイル絵馬。↑こんなのは、序の口。
これだって、まだまだ。
絵馬鑑賞のひととき。れんくみさんに大ウケだったのは、なんとファーとボタンをくっつけたダントツに目立つ一枚(まんなかあたり↓)。ほぼ原型を留めない。
「楽しんでいただけましたでしょうか〜?」
楽しい絵馬鑑賞の後は、またしても山登り。でもまだこの辺は緩やかなスロープだったので、さほど苦しくはなかった。
しかしこんな大きなものって、おいくらなんだろう(大汗) 私には関係ない話だけど。
さて、次のレクチャーポイント。他の場所より湿気があって、妙にひんやりとした場所だった。残念ながら、レクチャー内容は、遠くてあまり聞き取れず。鳥居の話だったような。
鳥居は掌サイズの最小のものさえ1万円かららしい。じゃあ、今まで潜ってきた大きさだったら・・・(汗)
でも、現在は奉納場所がないため、朽ちた鳥居の奉納者が権利を放棄するまで「待ち」の状態なのだとか。
老朽鳥居は年に3体ほどあるそうで、権利者に電話をして継続するか否か問い合わせるのだとか。
稲荷大社、不況知らず。さすが商売繁昌。