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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

仁志むら亭でくつろぐ。

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れんくみさんと、あめ湯を注文する。あたりを見回すと、ここも思わずテンションが上がってしまうようなレトロ茶店だった。

 昔懐かしいような、細い竹の暖簾!

 まるで霜が張り付いたような摺りガラス!

 こちら側にも、昔実家にあったのと同じような、プリズムの様にボコボコ模様の磨りガラスが! ううっ、懐かしすぎるぜ!

 

 奥の席に人影はないが、こちらは食事をする人専用なのだとか。あめ湯ごときでは、絶景は見られない。

 こういうときのために、デジカメのズーム機能はあるのかもしれない。遠目からでもわかったのだが、

 レトロガラスはあたたかな歪み方で、風景を見せてくれる。

 私たちの背後には、どんぐり酒を酌み交わす狸のカップルがいた。こちらも昭和な風景だ。(髪型はもっと昔だよね)

 部屋の角にある酒瓶は、三升瓶くらいの巨大なものだった。不思議な顔の壁掛けが眺めているのは、なにかのおまじない? ああ、気になるなあ。

 ところでいま調べてみたら、このお店は、元治元年(1864年)創業の老舗で、俳優の西村和彦さんのご実家だそう。彼はここから学校に通っていたのだとか。毎日のことだから、通うだけでなかなかのトレーニングになりそう。

 さて、あめ湯で元気を取り戻したので、次は下山だ。

(つづく)

 ☆追記 :H氏に教えてもらった巨大酒瓶の意味

 一升瓶の2.5本分入った日本酒は、一升桝を2つで益々・・あと半分で「マスマスハンジョウ」益々繁盛と言う、のだそうです。昔から開店祝いや結婚式、棟上式でよく使われた、超縁起物だとか。やはり酒のことは酒呑みに訊け!ですね。