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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

大黒さま

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 なんとか下山できて、麓まで戻って来た。やれやれ。

 

 向こうに佇む石の人は、シーズンオフのサンタさん?

 いえいえ、あのお方は大黒さまでは。

 ほらね。

 この日、私は全くなんにも見てなかったらしい。大黒さまが拳印(右手親指を内に握る=宝印)大黒天というお名前で、秘仏であることとかも、こんなに大きな字で、でかでかと書いてあるのに、全然気づかなかった。

 でもまてよ。この案内看板って矛盾だらけ。だってね。

 「弘法大師御作(1200年前)」って書いておきながら、「石山寺の三人の僧の同じ夢のお告げによって琵琶湖(湖水)から出現(950年前)」してるって、一体?? 

 登場の仕方から登場する時代まで、まちまち過ぎる。せめてどちらかに「〜という説もある」と書いてほしい。あるいは読者の好みにまかせる、ということなのか。リアリティを重んじるか、ファンタジーを楽しむか。私はもちろん「湖水出現派」だ。

 しかしこの能天気な提灯をみたら、まあどっちでもええやないか、という気にはなる。

 どっちでもええけど、開運はよろしく!!みたいな。

 ということで、開運を頼みつつ、石山寺紀行はやっと終わります。長らくのお付き合い、ありがとうございました。

 書き上げてから気づいたけど、弘法大師のお造りになった大黒像が、なんらかの事情で琵琶湖に沈み、それが作られて250年後に湖水から出現したとも考えられる。弘法大師は神通力を持っていたから、なんでもありだもんな。一件落着(落着か?)