いきなり「みんぱく」。
そういう予定は、そもそもなかった。
しかし「お天気もいいし、気温も過ごしやすいし、デイサービスやし、またとないチャンスやから」と、H氏が大プッシュしてくれたので、急遽「国立民族学博物館」こと「みんぱく」へGOと相成った。
企画展は「イメージの力」。H氏が今春、東京の国立新美術館で先に見た展示の巡回、というか展示品はすべて、よりすぐりの「みんぱく」コレクションなので、里帰り展示だ。
H氏が図録を買って、意気揚々と帰って来て、展示品について滔々と語るなんて珍しい。もっとも彼はプリミティブアート好きなので、パプアニューギニアやアフリカやアボリジニ、あるいは南米あたりの作品なら、わからないでもない。入口にあったインパクト大な「神様三人組」にやられてしまった模様。じつは「神像付きの椅子」たちなのだ。
という、H氏お墨付きの展示品の数々を見に行った。
モノレールを見上げつつ、階段を上がり、
東口のゲートをくぐり、
白い橋を渡る。
桜の木は、すっかり紅葉していた。
突き当たりにあった看板どおりに道を折れ、
早々と咲いていた山茶花の花を愛でる。
「太陽の塔」がみえてきたぞ。わくわく。
後ろ姿をズーーーム! ラジオ体操の「胸をひらいて〜!」というポーズだ。深く深呼吸をしている「太陽の塔」
道に散らばっているのは、どんぐり。
複数の種類があるらしい。
「みんぱく」への道は、トトロの世界にも通じている。(かも) 帰り道で迷子にならないよう、こんな風にポイント?で写真を撮りつつ、のろのろと歩いていた。