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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

櫟野寺(らくやじ)

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 ここも過去2回ほど来ている。お正月に来たとき、でっかいおみくじを引こうとして容れ物を振ったら、勢い余って顔に当り、お正月から歯が折れそうになったイタい想い出のあるお寺である。もう三が日が済んだので、特別拝観も終了し、境内も閑散としていた。

 駐車場の「飛び出し坊や」は、さすが甲賀の里だけに「忍者坊や」だ。忍者坊やならば、車に轢かれるようなへまはすまい。そんなざまなら、忍者のコスチュームを着る資格もなかろう。 

 今回は長いアプローチと仁王門と大きな赤提灯がある正門ではなく、裏口?からだ。

 30体の仏像のうち、20体は重文だけど、今回は中には入らず、外からのお参りだけ。

 表から見たら、なにげない門だったが、入ってみると、

 しっかりと木彫りの装飾が。

 「ワシの目の黒いうちは絶対にゆるさん!」といっても、全く説得力の無い龍がいた。

 個人の篤志家が門の改築一切を請け負われたのだ。こういうのを「郷土愛」というのだろう。こういう篤志家、いまはめっきり減っているようだけど。財産がある人は、お金の使い方で、その人の値打ちがわかるから大変だよね。

 このお寺は火災に遭ったので、本堂自体はごく新しい。でも30体の仏像たちが無事でなによりだった。見仏コンビ、みうらじゅんさんといとうせいこうさんも訪れたお寺なのだ。ありがたや、ありがたや。

 大迫力のホトケ顔面アップポスター。すごいインパクトだ。「ホトケの顔も3つまで」という、あたらしいコピーを思いついた。