講堂をひとまわり
以前の記事「紙魚子の小部屋」は下のリンク集から読めます。
高名な画伯が描かれたらしい大きな襖絵が何枚もある講堂を、ひとまわりする。植物や風景が薄墨で影絵のように描かれたもの。私にはあまり興味がなかったものだけど。
南側の入口に面した廊下に回り込む。
(たぶん)行事の開始の合図となる鐘。上に掛けてある木槌のようなもので叩く。
広い縁側?と、暖簾?と影のコントラストが、ほのぼのする。
細長い手水鉢には、太い竹を渡してある。初めてみた。
暖簾?越しに見る庭も、いい感じ。
ああ、のんびりゆったり。
一部開いている講堂の扉。こんな場所に、装飾が。
心放たれるような、静謐で広い縁をゆっくり歩く。
先程のマンツーマンで案内されていた方に追いつくと、「いろんな部屋を巡って、私らが一番気にする場所は、『電灯が切れてないか』ということですわ」。職員はつらいよ。
お寺の縁側って、ほんまにくつろげる。もうちょっと暖かかったら、いうことないんやけど。
門を出て、さらに境内を散策する。
「仏足石(ぶっそくせき)」があったので、とりあえず写真を撮っておく。新しいし、別に遺跡とか貴重なものじゃないけど、案外みかけないからね。