養源院の外で
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もと来た智積院の壁づたいに引き返す。まだ2時を回ったところだから、養源院にも行けそうだ。
さっき渡った横断歩道を、もう一度渡る。
京博向かいの三十三間堂まで戻り、手前の小路を曲がる。救急車が並ぶ献血センターの前を歩く。「献血センター」が養源院への布石になっていたとは、このときには知る由もなかった。
まだかな、まだかな?と歩いていたら、門がみえてきました。門の前に大書してある文字は、
「血天井」!!!
こわいよう。
鬼瓦が、さらにホラー感を盛り上げる。
境内に貼ってあった京都観光のポスター。
この象さんたちこそが、俵屋宗達が杉戸に描いた有名な象さんなのだ。それがここ、養源院にある。
この間口から廊下と二部屋ほどの、ちいさなお寺だが、お宝はすごいものがある(「血天井」含む)。
俵屋宗達が描いた襖絵「松図」や、白象、唐獅子、麒麟を描いた杉戸絵(重要文化財)たちだ。