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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

地元のお宝を見に行く。

以前の記事「紙魚子の小部屋」は下のリンク集から読めます。

 仕事関係の用事でH氏を駅まで送った後、地元の博物館で地元の秘仏を公開しているということで、行ってみた。

 わが町は、国宝の銅鐸が出土したので、銅鐸の意匠や銅鐸にちなんだお土産もある。それにのっかって25年前に野洲市歴史民俗博物館ができた。通称「銅鐸博物館」である。ちなみに国宝の銅鐸は、ここにはない。銅鐸の持ち主よりお買い上げされたため、現在は東京国立博物館で常設展示されている。それでも沢山出土したので、小振りのものは、安土考古学博物館と折半でもっているそうだ。

 私の目には案外地味だったらしく、一回素通りしてしまう。車で10分もかからないのに、Uターン出来る場所がなかなかなくて(なにしろ山の中)、ずいぶん走ってからUターンした。

 この看板の反対側には、石の銅鐸モニュメント。

 2メートル以上ある大きなものだが、なんと寄贈された物件だ。

 ということを、裏側に回って知る。ふとっぱらな石材店さん!

 来館人数を考えたら、広過ぎるくらいの駐車場に車を停めた。休日にしても、いくらか賑わっているみたい。といっても、10人くらいか。

 珍しくカラフルなポスターがあると思えば、朝ドラ『マッサン』の野洲ロケ・パネル展が開催中だなんて。日本に来たばかりのエリーが、広島でバスに乗る場面は甲賀市の美しい田園風景でロケされ、山崎の工場や余市の工場の場面は、野洲の工場倉庫でのロケらしい。

 でも私のお目当ては、こちらの仏像さんたち。地元のお寺に安置され、通常は公開されていないのだけれど、昨年の台風で山崩れのおそれがあり、国の重文でもあることから、こちらの博物館に緊急避難されたらしい。いわゆる「秘仏」なので、めったに拝めない方々なのだ。

 

 駐車場から迷路のようなスロープを登っていく。低い石垣や背の低い植栽が、不思議な気配を漂わす。

 入口に到着。もともとの料金も格安だけど、さらに市民は無料なのだ。

 入口近くにある、『マッサン』のパネルを10枚ほど、じっくりとキャプションを読みつつ眺めてから、2Fの仏像を拝みにいく。

 1Fには他に銅鐸について展示品でレクチャーしてもらえる部屋や、レプリカ、ホンモノ入り交じる銅鐸の展示室もある。すでに何回も見ているし、今回は時間がないのでパスし、2Fの展示室へ直行。