礼堂
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鼓楼の東にある南北に細長い建物は、重要文化財。
隣の鼓楼(舎利殿)に安置された仏舎利を礼拝するための堂として「礼堂(らいどう)」と呼ばれる。
礼堂内には清凉寺式釈迦如来立像(重要文化財)と日供舎利塔(重要文化財)を安置している。
木造釈迦如来立像は、像高166.7センチメートル。京都・嵯峨清凉寺にある、三国伝来の霊像として信仰を集める釈迦像の様式を模した「清凉寺式」と呼ばれる形式の釈迦像。といわれても、ピンとこないかもしれないが、私は丁度1年前に清涼寺に行って、とくと拝ませていただいたので、よく覚えてる。
これが清涼寺の木造釈迦如来立像↑
頭髪を縄目状に表現し、通肩(両肩を覆う)にまとった大衣に衣文線を同心円状に表すなど、インドに近い西域(中央アジア)の仏像の特徴を持つ。これを「清涼寺式」と呼ぶみたいだ。
中興の祖の覚盛が始めた釈迦念仏会(ねんぶつえ)という行事の本尊として造立されたものであり、像内納入文書により正嘉2年(1258年)の造立と判明する。
仏像は釈迦念仏会に合わせ、10月21日 - 23日のみ公開されるそうだ。
以上も、唐招提寺のウィキペディアより「礼堂」部分を参考にしました。