きもちのいい場所。
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源光庵は、貞和2(1346)年に徹翁(てっとう)国師が開山した寺院で、もともとは臨済宗大徳寺派の寺院として創建された。
元禄7(1694)年に加賀・大乗寺の27代目卍山道白(かいざんどうはく)禅師がここの住職を務めたことから曹洞宗の寺院に改められ、現存する本堂も建立される。
さて、「血天井」という看板を掲げているにも関わらず、源光庵は、とても居心地のいい、すっきりとした場所だ。いろんな植物の佇まいも美しいが、建物だって風情がある。お庭や建物のバランスも絶妙だし、石畳もすてきだ。
木立越しに見る山門も風情がある。
少し離れた場所から石畳とともに。
街道沿いにある入口で、ごく最近再建された薬医門(総門)
新しいけど、元の門を尊重され再建されているのだろう、この場所にしっくりと馴染んでいる。
門に切り取られた境内がもう、ちゃんと絵になっている。ニクいね〜♪
そんな門の変遷が記録された石碑。
山門の横には、釣鐘堂もあった。
この鬼瓦の威嚇すること!
「鐘を撞いてはいけません」
ではそろそろ、山門をくぐります。
山門には、「復古禅林」の額が掛けられている。
横手には杉が、ススキが。
横切る僧侶。