続・ニコライ堂
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入れなくても、せめて入口までいってみよう。
入口の頭上で、イエスさまが何かおっしゃっている?
開いた書物の中には「太初に言有り。言は神と共に有り」。
つまり、「初めに言葉ありき。言葉は神とともに有り、言葉は神であった」という聖書の部分らしい。
こちらのデザインは「神は細部に宿る」を体現しているのかも?
少ない色遣いながら、上品でレトロな美しさがあるステンドグラス。
アーチ部分の金物の透かし模様もかわいい。
ローソクの簡素なシャンデリアも素敵。
レリーフはこれくらいの分量の方が美しい。
礼拝堂の向いには、こんな建物。
入口の床。
こっそり垣間見たら、ミサを行っているらしい教会内部は暗く、ローソクの光のみで荘厳な雰囲気に満ちていた。
入口で見上げた上部の意匠の色遣いは独特で、心落ち着くもの。
イエスの問いかけるような顔が浮かび上がるイコン。後ろ暗い秘密をかかえた信者なら、目を合わせたらドキドキするだろうな。思わず告解(正教会では痛悔というらしい)するためにに引き返すかも。
教会の外に出て、道を隔てた場所から撮影。
ビルの狭間にうっすらと雪化粧した教会。ええなー!
滅多に見られない雪のニコライ堂を見られたのも、マリアさまのご加護のおかげかも。