三之堂をめざす。
次は「三つの堂」(三之堂)を目指す。三つの堂とは、その名のとおり「大講堂」「常行堂」「食堂(じきどう)」がコの字型に並ぶ伽藍だ。
摩尼殿の裏手を歩いて、
石畳の細い上り坂をあがり、
昨日の台風の落とし物を見つける。苔むして年季の入った枝も、ぽっきりと転がっていた。
こちらは、そうそう「ぽっきり」とはならなそうな大木だ。
このような大木が、ところどころにあった。
少し明るくひらけた場所に出ると、大仏様出現。
野外で三十三体の観音様を拝したあとは、阿弥陀様でゴールということなのでしょうか。
蓮ではなく、岩に埋め込まれたドラム缶風呂の上にいらっしゃるようなシュールな光景に、思わず足を止めてしまう。
ふたたび樹々の間の山道を歩く。
千年杉に遭遇する。「せんねん灸」にあらず。
見上げる。ド迫力だ。でも比較するものがないと、判りづらいですよね。
はいこんな感じです。
しばらくすると、こんな看板に出会う。「すみれも」?
ツッコミどころがありすぎる!
水分のほとんどない場所に棲息する、アオノリと同じ仲間の緑藻?? スミレの匂いがすることに由来して名付けられたのに、「そのような匂いはしない」?? この植物に、「『なんでやねん!』大賞in書写山」を授与したい。
と、ツッコんでいる間に「三つの堂」に到着。思わず「わああ〜!」と声に出るスケールの大きさだ。