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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

あの鈴を鳴らすのは、あなた

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 一日で何度おいしいか分からないくらい、「北野天満宮行き」の一日はネタの宝庫だった。ということで、しばらく続くことになりそう。お付き合いの程を、どうぞよろしく(ぺこり)

 

 だからといって私が北野天満宮を気に入ったかと言えば、それはまた別の話かもしれないけど。

 お守りを買うときは、別の仕事の片手間でめんどくさそうに対応されたし、おみくじは近所の神社の倍額だし。窓口業務しつつ事務処理もありで忙しいのも分かるし、ブランド神社だから差があっても仕方ないんだろうけどね。

 でも、お賽銭入れて、鈴を鳴らして、柏手打って、お願いごとをするのに、お行儀良く行列になる神社なんて、初めてだ。しかも平日なのに。でも仕方が無いので、並ぶ。そして私のすぐ後ろは多分10代の若いカップルである。

 ラッキーなことに、このカップルの会話が面白くて、行列待ちが全然退屈じゃなかった。

男「北野天満宮にお祀りされている人誰か知ってる? 菅原道真だよ」

女「え? 藤原実篤?」

男「合ってるの、原、だけじゃん(笑)」

(私の心の笑い声「だれや、それ??」)

男「受験ご祈祷料、五千円、だって」

女「え〜〜?? ありえへ〜ん、絶対、ありえへんし〜!!」

列がだいぶ消化されてくるに従って、焦る女性。

女「お参りの作法って、どうするんやろ?」

男「やっぱり二礼二拍手じゃない?」

しばし最前列の人を観察する女性。

女「あ!! 今の人、三回礼しやはった!?」

と、うろたえぶりも可愛らしい。だから、私はわかりやすく二礼二柏手してあげましたとも。