経蔵は校倉造り
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三十八所権現社本殿は、珪灰石の上に乗っかっていたんだ。
そしてまたしても石段(泣) 登りきったら、僧・淳祐(じゅんゆう)の筆になる教典が収められた経蔵だ。ほほう、これは。
高床校倉造り、切妻造り、桟瓦葺き。16世紀後期頃の建立らしい。いいなあ〜。
このすっくと立った佇まい。
いきもののような命を感じる足元。
経典を内蔵していただけに、慈悲深く下界を眺める眼差しすら感じる。
「愚かで哀れな、けれど愛しきものたちよ」というつぶやき。
鋭角をもった古典のような建物に、引き込まれてしまった。
校倉造りといえば正倉院だけど、大人の秘密基地くらいのスケールがまた、素敵。
かっこいい!!