追悼式に黙祷。
以前の記事「紙魚子の小部屋」は下のリンク集から読めます。
「東日本大震災四周年追悼式」をテレビで見る。
相変わらず嘘っぽくて、うつろな言葉の羅列にしか聞こえないえらいひとには、うんざり。私が追悼される側なら、できれば来て欲しくないと思う。立場上それはムリなら、せめて黙っててほしいと思う。
それに引き換え、天皇陛下のお言葉は、その佇まいや表情とともに、不思議なほど心に染み入る。さすがは村上春樹さんが、「いま一番インタビューしたい方」といっているだけの人物だなあと思う。実現しないかしら。
さっきウィキペディアで、皇太子時代の若き日に明仁さまが、「ローマの休日」よろしく友達を誘って雲隠れし、お忍びで銀座を楽しまれたことがあったという「銀ブラ事件」のことを知った(発覚したときには、大騒ぎだったそうだ)。そんなふうに、ひょっこりと村上さんのもとに現れる天皇陛下を想像しただけで、うっとりしてしまう。
実は私は、畏れ多くも天皇陛下のことを一個人として、すごくすごく好きなんだ、と改めて思った。
そして、最後は黙祷。奇しくも50歳の誕生日に起こった出来事に。