自然なアプローチを歩く。
お店を出て再度バスに乗り、小田急の新百合ケ丘駅に戻る。そこから鶴川へ向かうのだ。鶴川までは各停で2駅。電車が来るまで少々時間があるので、駅構内の立ち食いの「箱根そば」をたべて、ランチ難民対策の保険にしておく。
鶴川駅はちいさいのだが、駅前におしゃれな花屋さんがあったりして好感度が高い。ここで下車する観光客のひとたちの目的地はたぶん一緒かも。故・白洲次郎・正子ご夫妻の終の住処 「武相荘」だ。バスの時間がすいぶんあくので、歩いていくことにする。
途中で町田市の花であるサルビアをデザインしたマンホールや、

途中の郵便局で風景印も取得。徒歩の副産物。

あれっ? 新百合ケ丘は神奈川だったのに、町田市鶴川は東京に戻ってる!

静かな町中から山方向へ。ここからまたしても道に不安を感じ、ごくまれに出会うひとを捕まえては道をききつつ、歩く歩く。

この看板が見えたときには、やっと心休まった。

白洲ご夫妻のお嬢様である牧山家の門柱の上で、シーサーが出迎えてくれた。

ここはまだ駐車場。

ここからが案外長いのだ。でも沢山の植物たちの歓迎をうけられ楽しい自然散策になる。

まずはドクダミさんたち。いいなあ、のっけからドクダミさんから始まるなんて。

ドクダミ × ウツギ(たぶん) × 昼顔 その他1種

けなげな草花たち。

前方に竹林発見! ここでタケノコが採れるなあ!(おもわず食い気に・・・)

この道のカーブのラインが、なんとも魅力的。

竹林にはあちこちに石が置かれていた。自然石ではなさそう。わざわざ置いたんだろうな。

竹のすきまから見える紅葉のあおさが見事。

下から見上げると、さらに美しい。

これはどこかで見たことがある。竹に石はたしかにマッチするけど、ここに手水鉢を置くと、ヤブ蚊天国になりかねない。(まだ大丈夫でした)

静かな散歩道だ。ここを正子さんが散策して思索を巡らせたり、ひらめきを得たりしていたと思うと感慨深い。やはり正子ファンの聖地だな。

竹林の細道を抜けると、

板でつくられた遊歩道になる。よく尾瀬や湿原にあるようなもの。

黄ショウブの群生を発見。

普通のあかるい紫のショウブもぽつりと。

ひっそりと、こぼれ種らしきクレマチスが地を這っていた。

オオヤマレンゲ開花中! 泰山木に似ている。

蕾は蓮のように優雅で、気品にあふれている。

なんともいえないほのかなピンクも、初々しくて美しい。


白鷺のように白いはばたき。

やっとゴールが見えてきた。

蓮の鉢の横には、最後の段々。

目的地にやっと到着! やれやれ。
