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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

あれれ?

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 本日はお昼に高校の入学準備の説明会があり、京都へ娘とふたり旅。

 生憎の雨になってしまい、テンション下がる。説明会の後は物品購入大会なので、大荷物を持って帰宅しなければならない。今までのように車に積み込んで・・・という訳にはいかないのだ。特に教科書や体操服関係がかさばる上に重い!!

 オープンキャンパスや入試説明会の感じから、わりと地味なキャラの先生方を想定していたので、全く期待はしていなかったのだけれど。実に見事に裏切られてしまった!

 生活指導の先生は「もし生まれつき茶色い髪やくせ毛のお子さんは、あらかじめ保護者の方が届け出てください」。

 うーんKちゃんはほんの一部癖があるのだけど、特に今日のように湿気がある日にはくるくるするんだけど・・・と彼女の横顔をみている間にも、先生の話は続く。

「実は私もパンチパーマかけてると思われてるかもしれませんが、これ、天然ですから。私も地毛の証明提出していますから」と笑いをとってらした。

 おお〜!! 遠目でよくわからなかったけど、生活指導の先生がパッと見、パンチパーマ!? それ、面白いやん!! 

「いつまでも、笑わんといてください」 いや、失礼。

 次いで進路指導の先生がおでましになった。名探偵コナンのような童顔だけれど白髪、というミスマッチ外見と、いかにも切れそうなテキパキ感がすばらしい。すぐさま「お気に入り」のカテゴリーに。

 いきなりですが、特に推薦制度を利用した大学進学のためには、1年生の一年間はかなり大事ですので、というまっとうな話の具体的な説明から始まり、しかし推薦枠を使い、大学名(大学ブランド)だけで進学しないように、自分のやりたい事ができる学部を希望して受験してください、というありがちな受験にクギを刺してくださる。もう大学ブランドで就職が左右されるより、個人の資質や「大学で何をしてきたか?」が重視される時代ですから、と。とにかくも、彼の語り口のうまさに、ぐいぐい引っ張られてしまった。

 と言う風に、いい意味で期待を裏切られた説明会だった。生徒の個性を伸ばすのも大切だけど、先生が個性的であることも大事なことだと思うので、ぜひその点も学校アピールの折りには考慮していただければと、心の中でそっと思ったのでした。