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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

多宝塔

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 さらに石段をのぼって、多宝塔に到着。

 こちらには、建久5年(1194)、塔と同時期に制作された大日如来座像がいらっしゃる。

 快慶作の重要文化財だ。

 表面に漆を塗って玉眼が嵌められ、衣には切金(きりかね)模様がほどこされている、そうだ。

 うう、このわずかな段々に恐れを成して、のぞきに行かなかったので、見ていないのだ(悲)

 しかし、建物はじっくりと拝見した。下から見上げてもこの風格!

 なにせ国宝だ。

 屋根は「宝形(ほうぎょう)造り」というそう。うつくしい。

 案内看板によれば、内部の柱や天井周りの壁面に、仏像や草花などが極彩色で描かれているそうだ。

 いろいろと、みそびれてしまっていたのだ・・・

 「チキショー」

 と、心の中で小梅太夫が、鬼の形相で叫び出す。