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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

節分会 inホテル

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 節分会オールスターズのおっかけは続く。

 ホームグラウンドの三十三間堂前の道は折れず、次の祈祷先のホテルへ向かう。あとでわかったことだが、ここのご住職はイケメンなだけでなく絵心もあり、法住寺特製カレンダーや絵馬も手描きされている。ホームページには、「ご希望があれば住職が『今様』も謡います」とあったので、どんだけ芸達者なんや、と感心する。まあ、読経の声明だって歌みたいなもんだから、つながっちゃあいるんだけど。なので、この看板もご住職直々の手づくりかもしれない。

 ご一行様は、わざわざ道までお出迎えされたホテルマンの歓迎と案内を受けて、ホテルへ。

 老舗の店先では、ほどよく馴染んでいた一行だったが、ここではやや浮き気味のような。

 ご一行様の入場です。

 とくにアナウンスもなく、いきなり先頭をきって赤鬼さんが暴れる(まね)。 きれいなロビーに赤鬼(きぐるみ・・・)さんの、ミスマッチさ加減が面白すぎ。ロビーのいた人たちのシャッター音とフラッシュの嵐。スター誕生だ。

 「お客さんが触れる距離」で、サービス満点だ。緑鬼さんや黒鬼さんも、あとにつづく。

 「鬼退散!」とばかりに祈る山伏さんたち。

 ロビーに響く法螺貝の音。

 さあ、天狗さん、はりきっていきましょう! 元気よく、棹を振り回して角を曲がろうとするとき。

 ゴボッ、と何かに突き当たるにぶい音に、一瞬硬直する天狗さん。

 ゆっくりと上を見上げると、

 おおお〜、こんなに装飾過多の出っ張りが! 

天狗さん、内心大汗だったのでは!? 幸い、とくに破損はなかったようだが、すっかり萎縮しつつ小さく棹を振って一巡するも、最後はしっかりキメてくれた。

 では、整列、終了! 

 上の階へ登って行く一行を見送り、私たちは一足先に法住寺へ。