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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

最終日は雪!

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 東京に来る前から、「極寒の寒さになる」という予報を聞いていたので、寒さに対応できるよう厚着の準備はしてきた。そして17日の夜には、続々と報じられる「雪」の予報もしっかりと聞いていた。だから18日の朝に窓から見えた風景にも、とくに驚くことはなかった。

 予報通りですね、という感じ。でもニュースでは、雪の情報にかなりの時間を割いて報じられ、あまつさえ遅れるどころか運休の電車すら見受けられることに驚愕。

 ええーっ!? 運休!!

 もしかしたら、この日行くことになっていたかもしれなかった場所の電車もしっかり運休だった。セーフ。この日が近場でよかった!

 本日は30年以上にわたる友達、Mさんご夫妻と一緒に、芝にある「増上寺」の宝物展示室で狩野一信の「五百羅漢図」(後期)を見てから、築地本願寺に行く予定なのだ。どちらも長年見たい見たいと願っていた物件である。

 関西では近年何度かお会いしているけど、東京で会うなんて、ほぼ35年ぶり。地元は大阪だけど東京の大学生になった彼女と、二十歳前の乙女時代に、ふたりでオーバーオール着用で東京を闊歩したっけな(笑) しかも私は東京まで、行きは岐阜の大垣からの快速夜行(そのころはまだム―ンライトという名前もなかった上、座席指定ではなかったので、途中から満員電車だった。私は始発駅からなので座れたのだが)、帰りは8時間かけて電車を乗り継いで帰った。若かったからこその、ぜんぜん乙女っぽくない蛮行である。

 さて、待ち合わせの時間まで少し間があるので、その前にちょっと何か見てみたい気もする。

 そうそう、ニコライ堂

 「NHKの日曜美術館 沈黙の風景 〜松本竣介 ひとりぼっちの闘い〜」で見た松本竣介が好んで描いたというニコライ堂を見てみたい。

 で、宿のカウンタ―で聞いたら、ニコライ堂は築地で見られるということなので、その旨をMさんにメールすると意外な返信が返って来た。

 「ニコライ堂は築地じゃなくて、ウチの近くだよ!」

 えええーっ!? 

 ・・・そういえばカウンタ―の人の目が、少し泳いでいたような。アブナかったわ〜。

 ということで、私が彼女のお家の近くまで行く事になった。

 積雪量はたいしたことないけれど、長靴が望ましいと思える風景だ。職務とはいえ、慣れない雪かき、どうもご苦労様! 雪かきって、けっこうな運動量だし、足腰にくるんだよね〜。

 改札をくぐるまでが大混雑だったけど、なんとかお茶の水までスムーズに到着。出口で迷ってしまったが、多少の紆余曲折の末、Mさんご夫妻にお会いできた。

「とってもレアな雪の東京にようこそ♪」