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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

ママさんバレーでつかまえて

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 なかなか観る機会がないまま、「通し」で結局一回も観ることなく、NHKの日曜23時からの『サラリーマンNEO』はいつのまにか終わっていた。ということを知ったのは、じつはついさっきである。『サラリーマンNEO』の後続番組、『ママさんバレーでつかまえて』を数分観たのである。

 高校生が作ったクラス演劇の、よくできた舞台セットみたいなところで、ノンストップに演じられるドラマ。それもお笑い芸人がするコントを薄味にしたようなコメディドラマだ。そこに、観客?の笑い声がかぶるので、日本版『奥様は魔女』のラインを狙っているのか?と、つい思ってしまった。 かなり不思議なコメディドラマ。

 番組のHPからストーリーを紹介すると、

地元スーパーのバックアップで作られた弱小クラブバレーボールのママさんチーム『マミーズ』。

「筋肉痛を残さない練習量」と「隠し事をしない」がモットーの、20代から70代まで幅広い年代のメンバーがそろう、明るく楽しいママさんチーム。

このチームのキャプテンを務める姐御肌の鈴子さん(黒木瞳)は、多彩でキャラクターの濃いママさんメンバーたちに決して言えない秘密を持っている。実は、ひと回り年下でイケメンのコーチ・光太郎(向井理)とは、正真正銘、新婚ホヤホヤの夫婦だということ。

イケメンの光太郎コーチの存在があるだけで、バレーボール活動に燃えまくるマミーズメンバーのママさんたちと、決して明かせない秘密を持ったキャプテン&コーチがチームの部室で繰り広げる、グダグダのコミカルな時間。それが『ママさんバレーでつかまえて』の毎回の基本ストーリーです。

 タイトルが『ママさんバレーでつかまえて』なのに、バレーの場面がでてこないのも、可笑しい。どうも「部室」が舞台らしいので。

 シリアスでおしゃれなドラマが似合うはずの向井理黒木瞳が、みんなには内緒の夫婦役(その辺り、ほとんど往年の人気ドラマ『奥様は18歳』みたいだ)。しかも『ママさんバレー』といいつつ子どもは出て来ず(笑) そんなズレズレ感覚のコメディなので、そのミスマッチさも含めてのNHKが狙う「味」なのかもしれない。

 奇妙な味のコメディである。全面的にプッシュするほどでもないけれど、悪くはない。なんか、中途半端なおすすめ具合ではあるけれど、あの不思議な空気には、あっけにとられてしまった。自分でも褒めているのかけなしているのかよくわからないが、私はなんというか、そう、すべる瀬戸際のギリギリの面白さみたいなものに、思わず意表を突かれてしまったのだ。

 そんな訳で(どんなワケなのだ?)、つい紹介してしまいました、『ママさんバレーでつかまえて』。ま、百聞は一見にしかず、といいますし、あの中途半端な感じを、ぜひ他の方にも味わっていただきたく。

 実は今日は女優の片桐はいりさんについて書こうと思っていたのだけど、このドラマのキャストに彼女の名前があったんですよね。たまたま今日、私はひさしぶりに思い出して、彼女の名前を口にしたら、こんなことになってしまいました。明日こそ、片桐はいり話題でいきます。たぶん。