意匠だらけ!
以前の記事「紙魚子の小部屋」は下のリンク集から読めます。
拝殿の話だけで終了するくらい、精緻と意匠を凝らした彫刻なのだが、本殿も立派。所々に金が使ってあり、豪華絢爛。
芸が細かい!
石畳のカーブも品がある。
本殿には格子が巡らされていて、スキマから中を覗く。本殿の両脇には、厳めしい木の狛犬と、伏見人形で作られているという御弊を持った猿の姿がお茶目。
祭神は大己貴命(大国主命、大黒様)と、弁財天、毘沙門天の三神で、龍がいらっしゃり、大丸の創業者は福助のモデル。ということで、絵馬はこんな風だ↓
ちいさな福助、かわいい。
絵馬舎には、大丸百貨店ゆかりの絵馬が奉納されている↓
ぱっと見、地味な手水舎ですら、彫刻三昧だ。
昭和59年に拝殿・拝所・幣殿・東西廊・手水舎など8棟が京都市指定文化財となっている。いやいや重要文化財でも納得するよ。
いきなり小さな巨人級物件に出くわして時間をかけてしまった。・・・東福寺に着くのは、いったいいつだ(笑)
なにしろ、メインの道沿いの鳥居から退出して、やっと東福寺へ向かうコンビの行く手には、さまざまな寄り道の魔??の手が!?