清浄華院(しょうじょうけいん)へ
以前の記事「紙魚子の小部屋」は下のリンク集から読めます。
河原町通りを二条方向に歩き始め、一本行き過ぎていたのに気づき、一筋戻る。
両側に大学寮や御苑を見つつ歩いて行くと、キンピカの巨大菊が付いた「勅使門」が見える。
皇室からの使者でないかぎり、ご門主さまといえどこの門は開かれないそうだ。
勅使門は、朝廷からの使者「勅使」を迎えるための門で、現在の建物は昭和九年に再建されたもの。唐門様式をとり、扉には菊の紋が入っている。
今回の特別公開の目玉はこれ↓
中国宋時代寧波の画家・四明普悦の筆になる絹本著色「阿弥陀三尊像」。日本に現存する南宋仏画の白眉とされており、今年4月に国宝に指定されたばかり。とはいえ、今回私がみたいのは、これじゃない。
では、総門より入ります。扉が重々しい。
清浄華院は明治時代の失火で、ほとんどの伽藍が焼けてしまったらしいが、江戸時代のものである可能性も。
境内より見た門↑