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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

展覧会

古田織部展へGO!

Kちゃんを駅に送ったその足で、佐川美術館へ。開催前から楽しみにしていた「古田織部展」を見るため、右手に琵琶湖を眺めつつ湖岸道路をひとっぱしり。20分くらいで到着した。 これをみると、いつも「八丈島のキョン」(@「がきデカ」©山上たつひこ)を思…

「陶芸の森美術館」へ

うどん屋さんからは、またもや炎天下の上り坂が続く。看板の大きな地図を見れば、広い敷地内の一番奥の、山の上にある施設だった。車ならいい感じなんだろうけど、徒歩ではなかなか辛い。 もしやと思って入口にある事務所に立ち寄り、「最短距離を教えてくだ…

ミュージアムのはしご

昨日に引き続いていいお天気。昨日は盟友れんくみさんと、佐川美術館の「山下清展」を午前の部として、滋賀県立近代美術館の「江戸へようこそ!浮世絵に描かれた子どもたち」を午後の部として、美のハシゴ。両方とも細部に至るまでつぶさにみて、キャプショ…

狩野派の風俗画

4番目のお部屋は、おまちかね風俗画! 絵巻も細かな人物たちの表情やしぐさが楽しいけれど、風俗画もこんなに細密なのに、ひとりひとりをそれは丁寧に、しかも遊び心満載で、見応えばっちり。この部屋だけでかなりの時間を過ごしました(笑) コスプレして…

宗達の後継者たち

おまたせしました、やっと『桃山時代の狩野派 永徳の後継者たち』の会場、京博の重厚な明治古都館に入場する。5月の半ばまで使えるパスポートで。これでやっと「モト」は取ったはず。(ただし同じ企画展で使えるのは1回のみ。国立博物館つながりで奈良博も…

「獅子と狛犬」(後半)

普通は二体で一対のものを「狛犬」と呼んでいるけれど、実は「角のあるもの」を狛犬、「ないもの」を獅子と区別しているらしい。 それにしても、各カテゴリー初頭に掲げられたパネルの筆者の、自信なさげな筆致ったら。「狛犬についてはいまだ不明なことも多…

「獅子と狛犬」(前半)

ミホに来ると一番に立ち寄るのがトイレ。 ものすごくキレイでクールでシャープなんです。豪華(いや、平民にはわからないところで贅沢なのかもしれないが)でもアットホームでもないけれど、どこかキリッとしている。洗面所の水の出方とかもやわらかなタッチ…

紅葉パラダイス

美しく紅葉した植栽を愛でつつ、ゲートへ。 お馴染み、企画展の「獅子と狛犬」のおおきな幟(のぼり)がお出迎え。 「どーせ、アンタは長いこと観るんやから、なんか食べてから入ろか」ということで、ミホのショップやチケット売り場を通り抜け、レストラン…

細見美術館で仙がい義梵和尚をみる。

思い切って、京都の細見美術館へダッシュで出かける。 秋の京都は大混雑かと思いきや、平日の午前中はさすがに人影まばら。用心して、バスではなく山科から地下鉄を使い、細い路地を通る。歩行者は、たまに修学旅行生のグループや、なんらかの理由で遅れて通…

江戸の万華鏡

最初の陳列物はページが開かれた大きな古書。『東インド会社遣日使節紀行』。横文字に日本のペン画らしき絵が。キャプションをみたら、絵を描いたのはモンタヌスという人。 モンタヌス? ・・・聞いた事ある! これって、江戸時代に人づての伝聞だけで、日本…

信楽へ

ご招待券があったので、春季特別展「江戸の異国万華鏡―更紗・びいどろ・阿蘭陀」を開催中のMIHOミュージアムへ。 信楽に到着。街中の看板で、非常に完成度の低いトリの絵があり、ほのぼのする。 山の中にあるのは木曽路だけではない。信楽のMIHOミュージアム…

ウルトラマンに出会う。

佐川美術館で開催中の、『ウルトラマン創世紀展 ウルトラQ誕生からウルトラマン80へ』を夫婦で見に行く。 ウルトラマニアではないし、子どもの頃は確かに見ていたけど、流行に乗っただけで、とくにのめり込んではいない。だからアツい想いはない。 でも、ウ…

まもなく「消しゴム忌」

4月25日から梅田ロフトにて、「ナンシー関の顔面遊園地」が開催されている。彼女と連載対談もし、生前仲のよかった町田広美氏がナンシー関の13回忌を機に、メインで企画したようだ。これは外せない。ということで初日に出かけた。 展示品は、彼女が彫っ…

みうらさん、ロフトジャック!

今年の1月に梅田の「丸善&ジュンク堂書店」ビルに行ったばかりなので、その隣にあるロフトには事前の下調べと、うっすらな記憶を頼りにたどり着けた。大阪で、誰にも道を聞かずにたどり着けるのはうれしい。 今回のテキスト『いやげ物』(みうらじゅん/著…