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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

2016-01-01から1年間の記事一覧

干し柿をつくる。

懸案の「隙間だらけ・のれん」を作成。渋柿の皮をむき、物干にぶら下げられるよう、ビニールひもで括る。きのう半日がかりでやっと完成。 昨年は焼酎で消毒したけど、今年は煮沸消毒。寒くなったのを見計らったのだけど、うまく干し柿になりますかどうか。 …

男鹿駅前徘徊

実はあまりにも電車の乗り継ぎが良すぎるので、予約したシャトルタクシーの時間より1時間半ほど早めに来た。郵便局に行きたかったからだ。 局員の方に、「どこからみえたんですか?」と訊かれて「滋賀県です」と答えると、かならず「ああ! 琵琶湖の!」と…

男鹿に到着。

まさかの絶不調に陥りながらも、駅のロッカー(秋田から男鹿への片道運賃ほど高額だったので、一瞬持参で行くか考えたほど・汗)にキャリーバッグを預け、男鹿行きの電車を待つ。身体は不調でも気持ちは長年のあこがれの人(?)に、やっと会えるね♡という期…

秋田に到着。

10時前の新幹線に乗るため、ホテルで荷物を受取り、改札へ向かう。駅近のホテルはやはり便利だ。 改札をくぐる前に、ふと見回すと、盛岡で食べ損ねた「福田パン」を「製造販売」している一角があるじゃあーりませんか!! ひとりのお姉さんが、コッペパン…

盛岡を歩く その5 櫻山神社

公園の向こうには、宮沢賢治の碑もあるらしいけど、そろそろ帰り始めないと、電車に間に合わなくなる。名残惜しいが、今日はここまで。 あれ? これは、なんですか? ということで、回り込んでみた。 わあ、さざえのような形の大岩! 南部藩の「お守り岩」で…

盛岡を歩く その4 盛岡城跡

さて、中日3日目である。テレビのチャンネルガイドがあったので、とりあえず目を通してみた。 「岩手めんこいテレビ!?」。えっ? ほんとにそんな名前のテレビ局なの!? 『あまちゃん』で、ローカル放送のテレビ局があったなあー。ええと・・・「岩手こっ…

盛岡を歩く その3

秋の夕暮れが、足早に近づいているので、私も負けじと足早になり、中央通りへ移動する。 とはいえ、ちょっと寄り道して、「啄木新婚の家」を覗いて見る。 上がるのは残念ながらパス。無料で自由にあがっていいんだけどね。それにしても、あたたかな灯りの色…

盛岡を歩く その2 光原社

「いーはとーぶアベニュー」に戻り、土蔵のような白壁の光原社本店にはいる。高価そうな手づくりの物品は買えないけど、せめて見るだけでも。 光原社はもと出版社で、大正13年(1924)、宮沢賢治の生前唯一の童話集『注文の多い料理店』を発刊し、社名…

旧交をあたためる。

今週は、はからずも「ともだち」がキーワードみたいで、もっぱら「ともだち」との関わりで動いている。チョー多忙な友達に東北のお土産を送ったり、友達の初の写真の個展を、驚きの建物でギャラリーを併設しているカットハウスへ見に行ったり。 今日は、3週…

盛岡を歩く その1

駅前の郵便局を探すのに少し手間取ってしまい、 ふたたび駅前にもどって駅を眺めると、傾いて来た光線の加減か、とてもレトロで素敵な駅に見えた。 いえ、レトロなのは、きっとこの時計のせい。 そして啄木の筆跡そのままのレリーフも。 中央だけみれば、現…

ふたたび仙台、そして盛岡へ

スムーズにバスは走り、思っていたよりも早めに仙台駅に到着した。 よし! こんどこそ、郵便局へ行かなきゃ! ところが昨日の郵便局にたどり着かない。というか目印にしていたあれこれが見当たらない? おかしーなー?? あっ!! しまった! 駅の反対側なん…

語り部バス その2

バスは移動して「戸倉中学校」へ。 ここは行政が避難場所に定めた「安全なはず」の場所だったが、津波がおしよせた場所である。海から回り込んだ海水が、山手からも押し寄せたらしい。校舎の反対側にはコンテナのような仮設住宅が、ぎっしりと並んでいる。校…

語り部バス その1

美しい海の風景だと思ったけど、向こう岸は盛り土だらけの工事中だった。うかつ。 ホテルの大型観光バス仕様の、語り部バス出発。8時45分発で、1時間ばかりのバスツアーだ。ウキウキバスツアーではないので、気持ちに気合いを入れる。 コースは、戸倉地…

5時起きして朝風呂。

昨日は早起きしたが、この日も早起き。露天風呂から5時40分頃の日の出を見るために、5時すぎに目覚ましをかけていたのだ。旅行に出たら睡眠不足は解消すると思っていたのに、普段よりよほど早起きじゃないか! 露天風呂にいくと、すでに数人の女性(ここ…

珈琲神社 その2

再度、部屋に目を戻すと、奥にぎっしりと本が詰まった本棚があったので、職業柄つい見に行ってしまうのだった。 !? この棚のほとんどが珈琲に関する本だった!! 喫茶店、店舗、経営、珈琲そのものについても、もちろん。別の場所には雑誌「カフェ&レスト…

珈琲神社 その1

さて、午後3時半という中途半端な時間に到着して、ウミネコや松島近くの太平洋を眺める以外に、私がしたことは。 さかのぼる事2ヶ月前、8月にネットで南三陸のホテルの近場に、徒歩圏内で行ける場所がないか検索していた。すると少数のブログで、とある喫…

南三陸へ!

駅前にホテルのシャトルバスが待機しているので、10分前にいそいそと乗り込んだら、なんと私が1番乗りだった! もしかして、シャトルバスに乗ってくる客は少ないのか? だって車でないと、ほど近い(車なら!)観光地である気仙沼や石巻へ出るのが大変だ…

ついに東北へ。

もよりの駅までH氏に送ってもらい、大荷物を持って駅のエレベーターに乗る。駅前は長期工事中で、いつもここで会う、顔なじみの、車を誘導する係のおじさんが、事前にエレベーターのボタンを押してくれたおかげで、スムーズに乗る事ができた。おじさんは私の…

今しかないが、足もない。

8月の末に東北旅行を企てたが、台風と日程がぴったり重なり、行きに乗るはずだったフェリーも、出立の3日前に欠航が決った。ちょうどH氏が長期出張の予定があり、その間に出発すれば家庭的にも最小限の支障で出かけられる。それがすべて水の泡になってしま…

帰って来ました!

昨日、無事に(笑)帰宅しました。移動が長い分、ほぼピンポイントでしか見聞できなかったけど、それなりに密度の濃い旅でした。 唯一盛岡は、かなり歩いたのですが(2万2千歩)。賑やかな都会で、センスのいい盛岡のまち歩きは、かなり面白かったです。「…

ときにはリアルタイムのことを。

書写山紀行の途中ですが、リアルタイムのお話。 明日から、8月末に行くはずだった東北旅行のリベンジです。ということで、1週間ばかりブログはお休みとなります。物理的にモバイルでのネット環境がなく更新できないだけなので、どうぞ御心配なく。帰宅した…

三つの堂周辺物件

奥の院に行く前に、食堂や常行堂の横手(裏手)に行って見る。 まずは鐘楼。鐘が剥き出しでなく壁に囲われたタイプのもの。 鎌倉時代後期にできたものらしい。それはたしかに古いですね! さすがにこんな山中の釣鐘は、戦争中の「供出」対象にはならなかった…

三つの堂(三之堂)・食堂(じきどう)・常行堂

食堂はごくシンプル、 ここには僧侶さんが受付に座る授与品売り場もあり、大きな弁慶の人形が見えをきっていた。 堂内の壁際には、寺院の古くて大きな鬼瓦が、ずらりと並んでいた。鬼瓦好きの私は欣喜雀躍して、つぶさに鑑賞する。 少女マンガのように、つぶ…

三つの堂(三之堂)・大講堂

最初この場所を見たときの、感動や驚きを写真でお伝えできないのが残念だ。 建物のダイナミックさと巨大さ、それらに囲まれた空間のえもいわれぬ解放感に、しばらく呆然と立ち尽くしていた。その後、本多家墓所を見たのだ。 三つの堂の一つ、右手には大講堂…

本多家廟屋

「三つの堂」の入口横手、大講堂の東南の隅に、土塀で囲まれた物件。 姫路城城主・本多家の墓所、「本多家廟屋」だ。江戸時代以降のもの。 丸瓦は、本多家の家紋。「本多立ち葵」。 そのルーツは、京都賀茂神社の神草である「フタバアオイ」からといわれてい…

三之堂をめざす。

次は「三つの堂」(三之堂)を目指す。三つの堂とは、その名のとおり「大講堂」「常行堂」「食堂(じきどう)」がコの字型に並ぶ伽藍だ。 摩尼殿の裏手を歩いて、 石畳の細い上り坂をあがり、 昨日の台風の落とし物を見つける。苔むして年季の入った枝も、ぽ…

摩尼殿(まにでん)

石の道標。諸堂(三つの堂)と奥の院の開山堂は左の道へ。 丸屋根の石灯籠は、不思議な造形。 こちらは一般的な石灯籠。 屋根の苔がきれいだ。蟲文庫で田中さんと苔の話をして以来、とても気になる。でもこれ以上、苔に深入りしない方がいいのでは、とわずか…

摩尼殿(まにでん)まで

いい感じに古びた、立派な塀が見えて来た。 こういう古い道標の文字を読めないのがクヤシー。そういう「学」があればなあ〜と、ないものねだり。 あ、塔頭寺院だ。 中興の祖のお坊様のお住まいだったらしい。お寺の名前は「十妙院」。 そもそも、わずか16…

寿量院

仁王門をくぐっても、建物は見えずまたしても道が続いている。 これが書写山。書写山全体が境内ともいえる、みたいなことをロープウェイの案内で小耳に挟んだような気がするが、たしかにそのとおりだ。 仁王門をくぐって、最初に右手に見えるのが「寿量院」…

観音様と山登り

ということで、ロープーウェイで山に着いてからも、山道を歩く歩く! でも山中のフェトンチッドで満たされ、ツクツクボウシとアブラゼミの混声しぐれの中なので、気分は爽快。 鐘楼が見える。 この看板では、さもすぐに到着するみたいな感じだけど、私は道草…