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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

たべもの

はちみつの威力

子どもの頃はハチミツが嫌いだった。べとべとして扱いに困り、甘ったるくてくせがあるしろもの。 どんなシチュエーションでのハチミツかといえば給食に付いているもので、パンに垂らして食べていた。細長い小さなビニールのチューブに入っていて、上の丸いビ…

今日は解禁日

3月3日は雛祭り。慣れない雑事に追われつつも、イベント感で気分は太っ腹に。 久しく行ってなかった地元の和菓子屋さん「梅元老舗」さんへ。雛祭り用の和菓子をば探しに行った。 あった♡ しかもずいぶんご無沙汰の生菓子! しかし、うーん、迷う。桃のは絶…

「京のよすが」 その2

さて「京のよすが」は、個々のお菓子について。 勝手に名付ければ「梅とウグイスを待つ」コーナー。 みどりのシュガースプレー(ではないけど)をまぶしたような求肥餅の中には、優しい甘さの餡が入っている。これは鶯餅を模したものかも。だから相棒は梅。…

「京のよすが」その1

電話で「かぶら寿司、いりませんか?」と確認したあと、ジップロックに押し込んだかぶら寿司の袋をぶら下げ、読書会のセンパイのおうちに伺った。 歓待してくださり、あれこれとおしゃべりして、とても楽しかったのだが、そのときに出していただいたお菓子が…

型でプリンをつくる。

牛乳が余って来たので、プリンを作った。 「牛乳で作るハウスのプリンエル」のモトでつくるのだ。卵の黄身も入れたし沸騰させすぎて、ちょっとモロモロ感が(汗)。しかも堅め。 でもせっかくなので、先日の猫目市でお買い上げしたアルミの型を使ってみた。 …

かぶら寿司月間、はじまる。

もし北陸のお店で売っているかぶら寿司を「かぶら寿司」だと思っている人がいたら、それは大間違いであると断言したい。かぶらのさくさくした食感も、ブリのしつこさの抜けた凝縮した旨味も、豊かな風味も自然な甘さも、発酵がすすんだときのしゅわしゅわ感…

はつものです。

まだ秋口だというのに、スーパーに行ったら、小振りながら生のズワイガニが。しかもパックの中で、ちょっと動いていたりする。気になるお値段は、なんと1杯298円! 喫茶店でコーヒー飲むより安いじゃないか! 足が取れていないか、一番足が太いヤツは誰…

養老山麓サイダー

道の駅「かがみの里」で買ったもので、昨日書き忘れたものがひとつある。 養老山麓サイダーだ。 まだブログを始める以前、Kちゃんが小学校中学年くらいだった頃、ふたりで岐阜の養老公園内にある「養老天命反転地」に出かけたことがあった。不思議なオブジェ…

祇園祭には行かないけれど。

ちょっと早いけれど、祇園祭話題。 7月には京都は祇園祭シーズンになる。京都駅構内では、コンチキチンのゆるやかな鉦の音が流れ、蒸し暑い京都の夏の到来を告げ始める。 浴衣の人波と山鉾を見にいくために、わざわざ祇園祭には行かないが、このシーズンな…

祇園でランチ

しばらく歩くと、やや物々しい門を発見する。 なんだろうと見上げると、こんな看板が↓ 固く閉ざされた門なので、当然スルーしよう。その角を曲がった場所には、もっと魅力的な建物があった。 先頃、絶滅危惧種に認定されてしまった「うなぎや」さんだ。 なに…

柿の葉押し寿司を作る。

柿の葉寿司をつくろうと思い立った。 そろそろ柿の葉も大きくなってきたし、昨日「トロしめ鯖」(真空パックでスーパーに売っていた)を買って来た。本当はスモークサーモンで作りたかったが、生憎置いてなかったのだ。 ホントなら一つずつを柿の葉で包んで…

パン屋でいちばん大事なもの。

京都に行くKちゃんに、きのう頼み事をした。いしいしんじさんが、「ぼくの最新刊は本屋ではなくパン屋に置いてある」と書いてある新聞記事を読んだのと、その前に読書会の2次会で、そういう話をきいていたからだ。 地下街「ポルタ」にある「進々堂」という…

着物と美術展の合間に

だいぶ記事的にはとんでしまったが、着物をレンタルしたその後の話。 Kちゃんの着物の一件が終了したら、まもなく2時という時間になっていた。娘は午後の授業に向かうため途中退座した。その後は、私ひとりであれこれな説明を聴くことになったのだ。 場所は…

樽の底にラスト3枚。

やっとラストのかぶら寿司となった、今日の晩ご飯。 ほぼ半月、朝晩食べ続けた。ときにはお昼も(汗) よく飽きなかったものだ。 今年はいまひとつの出来で(塩辛かった)、人様に差し上げるのもはばかられたので、逆に長く食べたのかもしれない。 発酵食品…

ムダ無く、おいしく。

年末から各方面よりリンゴをいただいたので、ワゴンのフルーツ置き場(!?)にリンゴがゴロゴロしていた。昨日の私の仕事始めは、このリンゴの半数を料理してやろう、というところからだ。 ただし、そのまま食べた方がおいしいだろうと思われるものは除外。…

ちょっとへこみました。

昨年の大成功に、すっかり甘く見ていた「かぶら寿司」にしっぺ返しをくらう。 かぶらを漬け込んだのが、かぶらからの水が出ていない樽があり、廃棄処分がずいぶん出てしまった。かつてない出来事にショックをかくしきれず(悲) やはりまめに様子を見てあげ…

今日の新レシピ。

今日のお昼は何が食べたい? とH氏に訪ねたところ、「パスタでいい」との即答。レトルトのソースをかけたりあえたりするだけだから、一番簡単なのをいってくれたのだ。 が、レトルトはミートソースとカルボナーラしか在庫がない。彼はトマトソースもホワイト…

うどん日和

今日は数時間ほど、八日市図書館に夫婦でおでかけした。「大西暢夫写真展『ぶた にく』」を見に行き、同じフロアにある本のリサイクルショップ「ぶっくる」で、本や雑誌の大人買い。大きめの図書館バッグに入りきらず、数冊は抱えて車まで。それでも千円でお…

世にサブレの種は尽きまじ/いつか買いたい編

鉄道好きなら一度は乗ってみたい憧れの電車や路線として、「江ノ電」は外せないだろう。「江ノ電もなか」は有名だが「江ノ電サブレ」だって負けちゃいない。湘南の老舗洋菓子店、「ラ・プラージュ・マイアミ」さんの逸品だ。 ものはついでと「江ノ電もなか」…

世にサブレの種は尽きまじ/生き物系

『鳩サブレ』を元祖とするならば、まずは生き物系サブレからいってみようか。 名古屋名物「ういろう」で有名な愛知県、青柳総本家の「カエルサブレ」は、シンプルでキュートなカエルの顔で勝負だ。同じ会社で「生サブレ(カフェオレ風味)」というものまであ…

地元で土産を物色。

自宅から車で15分ほどの場所に、観光バスが大挙して入ってくるお土産処がある。大きな鮎のモニュメントや顔出し看板が並ぶ『鮎屋の郷(さと)』のキャッチフレーズは、「琵琶湖グルメリゾート」だ。 お饅頭からケーキ類や煎餅、日本酒および鮒寿司をはじめ…

今日は新聞レシピ。

今日は寒いからおでんにするかと思って材料も買ってきたけれど、新聞に載っていた「ささみのクリーム煮」が、あまりにおいしそうだったので変更。おでんは、あしたまたね。 たぬき亭で本の整理をしていたら夕方までかかってしまった。でも未整理分の本を、著…

かぶら寿司スタート

午前中、お天気がよかったので畑のカブラを抜く。今年は巨大なものもあり、大豊作。これでお正月用の「かぶら寿司」を作るのだ。 「かぶら寿司」は金沢の高級郷土料理である。婚家は元金沢人なので、おばあちゃん伝来のレシピで作成する。以前はおじいちゃん…

すいかの味

先日H氏に「奥目の八ちゃんの西瓜はうまかったか?」というメールが届いたらしい。ちなみに「奥目の八ちゃん」とは往年の吉本新喜劇の看板スターだった故・岡八郎のことである。 一応彼にも結論は伝えたが、彼は「あまいもの」一切を食べないので、実際に西…

おひとりさま梅香堂

思いのほか楽しめた新熊野神社だったが、でも実は新熊野神社は、たまたま通り道だったので立ち寄っただけなのだ。本命は別にあった。 3月の涅槃図ツアーで、実は予定に組み込んでいた休憩を兼ねたおやつの時間。でも時間が余るどころか、タイムアウトしてし…

サンショウウオは旨いか?

おじいちゃんが生きていた頃、岐阜県へ家族旅行(Kちゃんはまだいなかった)へいったとき、オオサンショウウオを観る機会があった。 そのとき、おじいちゃんは、よだれを垂らさんばかりに「サンショウウオって、旨そうやな」とうれしそうにつぶやいていた。H…

遠い記憶の香り

昨日、近所の義姉さんから、冷凍韓国松茸をいただいた。 自慢じゃないが、未婚の頃も、既婚者になってからも、松茸を料理したことは1度だってない。もちろん買ったことだってない。せいぜい「松茸ゴハンの素」を買ってくるくらいだ。冷凍であろうが、韓国産…

みつばと!

三つ葉が好きだ。汁物に入れても、煮物に入れてもワンランクアップ、ハレの日みたいな食卓になる。たとえ高級感が出るのが、お味噌汁だけだったとしても。 コップに水を入れて、水栽培保存した三つ葉を少しずつ使っているとき、既に仕様済みの切り口から、新…

コロッケ・ソング

♪コロッケだけしか作れない悲しい私に、ニコニコと食べてくださる思いやり・・・♪ と、かつて五月みどりさんが歌っていたが、コロッケって物凄く手間取る料理なのに、なんでよりに寄ってコロッケだけしか作れないんだろう? いや他の料理レシピを知らないの…

甲賀流忍術もなか

油日神社に行くみちみちで見つけた楽しいもの、パート2。 甲賀に来るたび気になっていた甲南町の老舗菓子店、「菓子長」。ずっと前、ここに忍者をモチーフにした最中があることを知り、ぜひ買ってみたい、と思っていたのだ。 そこで今回H氏にお願いして立ち…