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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

2011-01-01から1年間の記事一覧

一気に冷え込む。

本日は、突如「寒い」と感じるくらいの強風が吹き付け、毛布がスタンバイしはじめた。初冬の到来を先触れしているのだろう。 今日の午前中は畑で里芋を一株掘り上げ、芋部分と茎部分に分解し、葉と細い茎は廃棄し、皮むきやアクヌキなどをして、夕食には芋の…

エレガントかつ精緻

すっかり魅了されてしまった油日神社。その拝殿↓ 真後ろに本殿がみえる。 堂々たる看板!? いえ看板ではなく正式には「扁額」というらしい。格子がすてき。 本殿を守るように囲む瑞垣が、これまたエレガントかつ精緻でうっとり♪ この上品な意匠。 シンプル…

トトロがいます?

油日神社は、もともと「油日岳」という山を信仰の対象としていたらしい。油日岳の山頂には、油日神社の奥宮もあるという。 さて本殿の前、瑞垣の後には、コウヤマキという巨木がそびえている。下から見上げると大迫力なのだが、写真ではとうていお伝えできな…

油日神社

さて、引き続き油日神社へ。白洲正子さんが油日神社についての魅力的な文章を書かれているので、ずっとまえから行ってみたい神社だった。 でも電車で行くにも車で行くにも、ずいぶん不便な場所にある。滋賀県と言えど、ほとんど三重県の入口だ。油日駅の次は…

櫟野寺(らくやじ)

(遅ればせながら、10月18日の日記をアップしました。お練りの最終記事です) 10月のあたまにH氏と櫟野寺(らくやじ)と油日神社に行った。 山の麓にある、のどかな甲賀のお寺である。刈り入れの済んだ田んぼの隣にある駐車場に車を留める↓ 甲賀は忍者…

見逃した・・・

NHKの朝の連続ドラマ『カーネーション』については、土曜にまとめて、という規則になっているのだが、今朝、重箱の隅のようなことを発見して有頂天になった。 のだけど、よく考えれば、先週に発見しておけば、もっと笑えたはずなのだ。惜しいことをした、私…

ワシントン・ナショナル・ギャラリー

昨日はお天気もよかったし、晩ご飯も手抜きができる予定。しかも10時から4時まではフリータイム。こんなチャンスはなかなかないので、9時半までに午前中の家事を仕上げ、京都市美術館へ。秋の展覧会では見逃せない『ワシントン・ナショナル・ギャラリー…

お練り終了。

お練りが始まる前。「お渡り」の橋の存在だけでも、なんとなくテンションが高まる見物客。というかドキドキし始める、わたし。 五色の糸を手に持ち、阿弥陀如来の来迎を待つというのが、平安・鎌倉期の臨終の作法だったらしい。私の前にいた若い女性は、ずー…

極楽へGO!

お練りは最初から菩薩さまはやってこない。菩薩さまたちは、そんな軽々しくはない。 ここでは大地蔵菩薩のお姿になった阿弥陀様を筆頭に、二十五菩薩というフルメンバーでの来迎だ。生前の行いが9ランクあるうち、輝けるベストワンなランクの人にだけ訪れる…

菩薩日和

昨日の様子では16日は雨かも、と思っていたら絶好の行楽日和の日曜日となった。私にとっては菩薩日和である。 晴れなら京都は即成院でおこなわれる『二十五菩薩お練り供養』の「お渡り」は開催される。「お渡り」とは極楽浄土を現す本堂より現世を現す地蔵…

ガチンコ視聴

『カーネーション』第2週「運命を開く」を観て、(糸子の父親役)小林薫さん&(糸子役)尾野真千子さんの演技ガチンコに息をのむ思い。金曜日にふたりが神戸の母の実家に金の無心に行く回は、小林・父にすっかり魅せられて3回も見てしまった。この回では…

楼門のナゾ、氷解す。

私は自分の中でナゾができると気になってしょうがない。 先日の楼門の彫刻についても「知りたい欲」が引かず困った。まるで少年時代に「なぜなぜぼうや」と呼ばれたエジソンだ。「なぜなぜおばさん」化した私は、出典不明な彫刻群について「あの鯉に乗ってい…

左甚五郎だった。

そんな、いにしえより脈々と伝わる歴史の厚みを感じる日牟礼八幡宮の楼門のサイドに回ってみる。 正面から向かって左側↓ まず3頭の獅子と目が合う。 ♪う〜〜〜 ♪ Wanted!! お茶目な獅子だ↑ 獅子たちの間には、相撲の行司みたいなうちわを持ち、小船に乗る翁…

日牟礼八幡宮に仰天。

近江八幡市にある左義長祭で有名な、日牟礼八幡宮の由来を調べて、仰天。古い! 古過ぎる!! 西暦131年、第13代成務天皇が現在の日牟禮八幡宮の地に大嶋大神(地主神)を祀ったのが始めとされているというのだ。 131年! 三桁、というだけで充分遠…

木川かえる展に。

昨日は睡魔に負けまくってしまい、PC前から撤退してしまいました。ということで、一日おいて本日分。 先週の土曜日に、セーフで木川かえる展に立ち寄った。場所は近江八幡市新町にある観光地の旧西川邸のなかで、ギャラリー淡海座にて。主催は「ちいさな文化…

大正に生まれた女

『カーネーション』第1週の感想。 主人公の小原糸子(少女時代)は、自分が女であるばかりに、大好きなだんじりにも乗れず、大工にもなれず、家の仕事を継ぐこともできず、力では男にかなわずで、すっかりしょんぼりしてしまう。 女は大人になったら、家の…

極楽は温泉の中に

10月になったからか、なんだか焦る。焦るあまり、おでかけの日々になってしまった。だけど焦っちゃいけない。自分のペースを守ることを今年の信条にしているから。 とはいえ、実はネタがありすぎて困る。『カーネーション』の感想とか、今日行った『木川か…

飛び出し人形日和

で、昨日はみすみす比叡山の麓まで来ていながら引き返したが、収穫がないわけではなかった。仁和寺の老法師が石清水八幡宮の麓まで来て、山頂の本殿を拝まず帰ってきたのとは似て非なることである。単なるタイムアウトだったのだ。 ケーブル乗り場から駐車場…

比叡山ドライブ

お昼も過ぎた頃、休暇中のH氏が「行きたいとこに連れてってあげる、いいお天気やし」といってくれたものの、晩ご飯の関係で3時間くらいで帰れる場所でなければならない。 とりあえず「比叡山」といってみる。小学生低学年で学校のバス旅行で行ったはずだが…

彼岸花は石垣が好き。

「もうあんたの親もトシやから、ときどき顔を見に帰ってあげなさい」というH氏のいうことをきき、昨日、スキマ時間をみて実家に立ち寄ってみた。トシといっても、父親は70半ばだ。 ちょっと遅いかも?と気にしつつ、彼岸花が咲いているかもしれないので、…

『カーネーション』見るべし。

10月からNHKの朝の連続ドラマ、『カーネーション』が始まった。世界のコシノ三姉妹の母、小篠綾子さんをモデルにしたドラマだ。しかも制作はNHK大阪放送局。これで面白くなかったらウソである。個性的(すぎる!?)キャラクターが元気いっぱい、やる気満…

のぼりつめる。

昨日、Kちゃんが「こないだの模試の問題、さっぱりわからへん病んだ小説やった。おかーさん、読んでみて」というので模試の問題(小説)を読んでみた。病んでる? う〜ん、それは苦手かも。 しかしながら問題に目を落としたら、横光利一の「花園の思想」。横…

鵜川四十八体石仏群

今日で今津話は最終回。あとしばしのお付き合いを。 鵜川四十八体石仏群(うかわしじゅうはったい せきぶつぐん)は、京都の洛南深草にある石峰寺の五百羅漢とともに、私が長年みたいみたいと願ってきたものたちだ。石峰寺の五百羅漢は伊藤若冲が下絵を描き、…

今津ヴォーリズ通り

いつしか10月になってしまったけれど、またしても続きます。 せっかくなので、今津にあるヴォーリズ建築を見に行くことにする。通称「ヴォーリズ通り」。今津ヴォーリズ資料館、今津教会会堂、旧今津郵便局という三つのヴォーリズ建築が立ち並ぶことから、…

釣り場で自然観察

昨日の続きです。 雄大な大自然の中、釣り場の日陰でアウトドア読書をするのはサイコーの贅沢だった。結局「釣り」ではなく「読書」なのだ。でもそれでは料金がもったいないので、しばしの読書の後、自然観察をすることにした。 いろんな種類のトンボがツイ…

やっと夏休み?

数年前から超多忙になって、夏期休暇どころか休日出勤しまくりのH氏が、昨日なんとか休暇をもぎ取った。 ものすごくお天気がいいので、どこかに出かけたくてうずうず。ネットであれこれ調べて「今津に釣に行こう。釣った魚を天ぷらにしてくれるらしいし」。 …

六曜社珈琲店へ

長年、行きたい行きたいと思い続けていた『六曜社珈琲店』に、やっときのう初入店。 お天気もいいし、おばあちゃんはデイなので10時前に出発し3時すぎに帰宅の計画を急遽たてて、京都文化博物館の『帰ってきた江戸絵画 ニューオーリンズのギッター・コレ…

井伊直弼は多趣味すぎ。

井伊直弼をウィキペディアで調べたら、面白いこと(個人的にだけど)が浮上してきた。(緑色の文字がおもいっきり引用) 井伊直弼は兄弟が多かった上に庶子だった。そのため養子にも行けず、父の死後は三の丸尾末町の屋敷に移り、17歳から32歳までの15…

ひこねキャッスル!

電車の関係で、少し早めに集合場所に着くため、道々でも写真を撮りつつゆるゆると。とても通勤途上とは思えない(笑) 石屋さんの前には、御影石のひこにゃん像があったが、マラソンランナーたちがいたため写真を撮りそびれた。 駅前通りを突き当たりマラソ…

さすがはやっぱり国宝!

彦根に行ってきた(お仕事で)。 彦根城の入口まで行って来た(お仕事で)。 それにしても、である。久しぶりに彦根城をじっくり(お堀端と入口だけなのだが)身近にして、感慨もひとしおだ。 この落ち着き。この重厚。この静けさ。時間の流れの蓄積を感じさ…